私(38歳男性)がHPVワクチンを接種したワケ

先日HPVワクチン(9価)の全3回接種が完了しました。

2021年8月現在「ワクチン」と言えば新型コロナウイルスワクチンの話題で持ちきりですね。

私は何とか自治体の接種予約が取れましたが、2回接種後2週間程度経つのは10月になるので、それまではこれまで以上に感染リスクを避けた生活をせにゃなりませんな。

本稿では私がHPVワクチンを接種することにした背景を書きます。

【重要】私自身は医療関係の専門知識があるわけではないので、信用のおける適切な情報はこの後にも紹介する「みんパピ!」のサイトなどをご参照ください。

HPVワクチンとは

HVPワクチンは子宮頸がんに対する予防効果が高いため「子宮頸がんワクチン」と呼ばれることがあります。

そう聞くと「何で男性が打つんや」ってなると思うんですけど、実は中咽頭がん、肛門がん、陰茎がん、尖圭コンジローマなど男性もかかる病気への予防効果もあるので男性が接種する意味もあるんですよね。

HPV=ヒトパピローマウイルスには種類(型)があってそれぞれによって引き起こされる病気や発生確率が異なるらしいです。

HPVワクチンには2価、4価、9価がありますが、それぞれの数字が対応している型の数を表現しています。

要は9価が最も多くの型に対して予防効果を発揮するということです。

日本では現在、小学校6年生から高校1年生までの女子を対象に2価と4価が定期接種(無料で受けられる)となっています。

定期接種の期間を過ぎても接種できますが自費になります。

なお4価で約5万円、9価で約10万円です(高ぇ・・・)。

男子に対しても定期接種対象とする方向で議論が進んでいるようです。

38歳男性である私がなぜHPVワクチンを接種しようと思ったか

一つはシンプルにHPV由来の病気に感染することを予防するためです。

ただ、それ以上に「HPVワクチン接種したけど特に副反応はなかったよ!」と発信することで、不安を感じている方が接種に前向きになれるように背中を押したい、という思いが強いです。

2013年に定期接種化されて以降70%程度まで上がった接種率が、現在では1%以下と急落しています

「何でそんなことになったんや」に関しては以下の記事などに詳しいのですが、とにかく事実として接種率がものすごく低いのが現状です。

「ワクチンで防げる病気」で苦しむ方や亡くなる方がいらっしゃるのは本当に残念でならないし悲しいです。

子宮頸がんに罹患する方は年間約1万人、亡くなる方は約3千人いらっしゃるそうです。

ワクチンの副反応を心配する気持ちは普通のことで、よく理解できます。

ゼロリスクなワクチンも治療法も存在しないので、メリット・デメリットを考えて、一人ひとりの選択が尊重されるべきだと思います。

ただ、適切な情報が届いていないことや、扇情的で偏った報道などにより過度に不安になってしまうことで、防げたはずの病気になってしまう人は一人でも減らしたいです。

私は以下のサイトで接種可能な医療機関を探して、神田西口クリニックさんで9価を打ちました。

期間を空けて全3回接種するのですが、注射自体もちょっとチクッとする程度ですし、2日くらい接種した側の腕がちょっとダルいかな〜くらいで、普通に2歳児を抱っこしたりできましたし、生活に支障なかったです。

なおコロナワクチンと同じ筋肉注射です。

HPVワクチンに関する最新動向

厚労省による積極的接種勧奨再開に向けた議論が進んでいるようです。

それに合わせて署名活動も行われています。

こういった政策決定に際して「世論の後押し」は大きな効果があると思われるので、皆さん是非署名してください。

ワクチンは「命を、健康を守りたい」先人の思いから生まれた

ワクチンで防げる病気のことを「VPD(Vaccine(ワクチン)Preventable(防げる)Diseases(病気))」と呼びます。

子どもが産まれてから「予防接種の数、多いな!」と驚いたのですが、過去にはそれだけ病気で亡くなる子どもがたくさんいたということでもあります。

そしてワクチンは「もうこんな思いをしたくない・させたくない」という多くの人の願いから生まれたものです。

適切な知識に基づいて、自身のため、周囲のため、子どもたちのための判断をしましょう。

参考

82年生まれ/二児の父/フリーランス/日々思ったことを雑多に書き綴るブログ